『これだけでこんな変わるん?』っていう話なんですけど。どうも、ガジェットサウナブロガー。ゆもり(@ohulog_ohuro)です。
『腰が痛い!』そう思ったあなた。自宅での作業中、どんな椅子を使ってますか?
自宅で長時間作業する時って会社と違い、環境ってめちゃくちゃ大事。そんな作業環境でとくに重要なのが『椅子』なんです。
実は私も、ザ・普通の椅子を使ってまして、半日も座っていると腰とお尻が辛くて辛くて…。ひどい時は吐き気がするレベルな腰痛になる事もありました。
なのでとにかく『半日座っていても辛くない椅子が欲しい!』、
なんなら『機能もしっかりしていておしゃれなチェアが欲しい!』8万以下で!!!
なんて思っていたところ、Palmworkと出会いました。『椅子変えただけじゃ変わらないでしょ。』って思ってる人に言いたい。『マジで腰が楽になるよ…マジで!』
今回はそんなパームワークチェアをガチ購入して1ヶ月以上実際に使った結果をレビューしていきます。
パームワークチェアとは
聞きなじみのない方のためにまずはブランド紹介から。
【“働く”を、やさしく支える。】がテーマのホームオフィスブランド。それがパームワーク。
このブランドはもともとスマートフォン向けアプリを開発していた会社が立ち上げたブランドで、家具メーカーではありません。
でも毎日夜遅くまで働いているエンジニアたちが『次の日に残る疲労感をなんとかしたい』という、自分たちの課題を解決するために始めのがきっかけという面白いブランドなんです。
そんなエンジニアのリアルな声(熱量)をもとに作られたパームワークチェアの特徴がこちら。
スペック
製品名 | パームワークチェア |
---|---|
重さ | 16.1kg |
最大重量 | 136kg |
調節機能 | ・最大130°、4段階のリクライニング ・座面高さ範囲:44cm - 52cm ・最大5cmの座面奥行き調節 ・7段階、最大5cmの背もたれ高さ調節 ・10cmのアームレスト高さ調節 ・3cmのアームレスト前後調節 ・5cmのアームレスト左右調節 |
シート・バックレスト | メッシュファブリック (ポリエステル) |
フレーム | ナイロン (PA6 + GF30) / アルミ |
キャスター | ポリウレタン |
外観と付属品
段ボールにひとまとめになって送られてきました。パームワークチェアは2色展開。
ブラックとホワイトの2色用意されています。
どちらもかっこいいデザインなので悩みましたが、デスクやモニターに合わせて私はブラックを購入しました。
組み立て後の完成品がこちら。オフィスチェア単体でカッコいい!と思える椅子って珍しいと思いませんか?
ブラックにアームレストのアルミフレームが良い味を出していて、自宅のインテリアにも置きやすいスタイリッシュなデザインがたまりません。。。
オットマンやヘッドレストをあえて省くことで、全長最大98㎝とコンパクトなサイズ感で他の家具となじみやすいデザインなのも特徴。
自宅で使う事を考えると嬉しいですね。
付属品
開封してみたパーツ類がこちら。大振りなパーツが多いのでたった5つのネジ締めで組み立てる事ができます。
一つ一つがそこまで重たくない+簡単だったので組み立てにかかった時間は一人で組み立てて15分程度。
一人暮らしの方や女性でも組み立てやすいのは嬉しいポイントですね。
1ヶ月使ってみて感じた座り心地
結論からお伝えしますがこの椅子、座り心地がめちゃくちゃ良かったです。
座った感想が「え、座っていて気持ちいいんだけど!!」と思える椅子って凄くないですか?
どこがそんな良いのって話ですが、
今まで1日中作業しているとストレッチしても良くならないくらい腰がバキバキだった私ですが、
そんな私にとって『疲労の軽減に重要な「体圧分散」と「姿勢の維持」について、徹底的に考え抜きました。』というこの椅子はまさにドンピシャ。
体にフィットするような感覚がたまりません。
座った触感ですがスタイリッシュな見た目に反して、パームワークチェアは思っていたより柔らかめな座り心地でした。
メッシュはポリエステル素材ですが、よくあるべたつきや安っぽさも感じないファブリックみたいな質感で上質さが伝わります。
メッシュ生地特有の張り感もそこまで強くなく、やせ型の妻が座ってもお尻が疲れる事もありませんでした。
メッシュ生地特有の跳ね返るような張り感がニガテ…なんて方でも使いやすいんじゃないでしょうか。
緩やかなカーブを描いた座面はお尻だけでなく太ももも使って体を支えてくれるので、
あのアーロンチェアやオカムラのコンテッサと比べても遜色のない座り心地だなと感じました。
座面の位置は5cm幅で自由に調節する事もできて『体形によって体験できる効果が違う…』なんて事がないのも嬉しいポイントです。
ランバーサポート?そんなものいらないよ!と思える秀逸な背もたれ
この椅子にランバーサポートはありません。でもそんなのいらないよ!思えるくらい秀逸なのがこの特徴的なバックレスト。
長時間作業している内に姿勢って崩れていきがちですが、
この特徴的なふくらみが背骨のS字に寄り添ってからだの負担を軽減してくれるようになっています。
座った瞬間驚きましたが、背中を預けるだけで、
「あ、正しい姿勢で座ったままのほうが楽だわ」
というのがからだで理解できるレベルの座り心地です。
座り方の解説動画まで用意されていて、バックレストも6段階調節できるので誰でもベストな位置に調節できるようになっています。
自分のちょうどいい位置で座れた時の収まりの良さは『え、これで10万以下なの?!』と思えるくらいの出来栄えの良さ。
「20万クラスの座り心地が10万以下で体験できる…」と考えるとこれはなかなか凄い事ではないでしょうか。
いやほんと『文章と画像だけではこの魅力が伝えきれないんじゃないか。マジで座ってみてほしい!』と思っちゃう出来栄えなんですよね。
まるで椅子が姿勢を正してくれるようなクセになる座り心地は一度は体験してほしいと感じました。
3Dアームレスト
パームワークチェアは前後・左右・高さが調節できる3Dアームレストが採用されています。
肘置きのクッションも適度な弾力があってちょうど良い硬さ。
個人的にかなり嬉しかったのがリクライニングした時にアームレストも追随して傾いてくれる点。
高価格帯のオフィスチェアだとよくある機能ですが、
10万以下で採用されているのは珍しいんじゃないでしょうか。
文章を考えたり少し休憩したい時にリクライニングを倒しがちなんです。
そんな時、腕の置き場があると疲労感が取れて楽になれるんですよね。
そんなアームレストで一つだけ気になる事が…
長時間肘を置きながらタイピングしていても、
『痛くならないし満足!』と思えるアームレストなんですが、ほんのちょっぴり気になったのが左右のスライド機構の硬さでして。
個人的に、『作業中は内側にしてひじを置いて集中しやすく、休憩中は外側にしてドカッと腕を置いてくつろぎたい。』
というのが理想なんですが、この調節がかなり固めでした。
片手で調節するには少し持ち上げたりとコツが必要でした。
正直「もう少しスムーズにできたら嬉しいのになぁ」と思ったのがホンネです。
とはいえ慣れたらそこまで苦にならないですし、
『休憩は椅子から離れてするもの』というコンセプトの椅子なので事前にわかっていれば満足できるレベルだと感じました。
120日間の返品、返金保証もあるのでお試し感覚で使うのもアリ。
色んな製品を試座してみましたが、ここまでデザインも良くて座り心地も良い椅子を10万以下で探すのは至難の業かと思います。
正直見つからないんじゃないでしょうか。
そんなパームワークチェアですが、唯一注意点があるとすれば試座できるお店がないんですね。
販売経路を絞ってコストを削減しているからこそ、この価格でこの品質を手に入れられるのでしょうがない。と言えばそれまでですが、
「自分に合うかなぁ?」と心配する気持ちもわかります。思い切って買うまで私もそうでした。
そんな気持ちをフォローするためにパームワークは120日間の返品、返金保証が用意されているんです。
考え方を変えれば自分でじっくり試すことができる訳で。
『スタッフさんの営業トークに乗って買ったけど後から試してみたらイマイチ…』
といったありがちな失敗を避けられる強みなんじゃないでしょうか。
作業環境のアップデートを考えるならまずはじっくり試してみてほしい一品です。