この気持ち伝わる人結構いると思ってるんですけど、『掃除機がけって正直めんどくさくないですか?』
とくに古きよきキャスター付きの掃除機って『毎回コンセント外したり取り回し悪いし重いし何故か途中で転がるし…』と、結構やり始めるまでに心のカロリーを消費しがちだと思うんですよね。
我が家も今までは週に数回の掃除機がけで済ましていましたが、この度長女が爆誕しまして。『そんな不衛生な環境にはいられない!』ってことで妻様が毎日掃除を頑張ってくれているわけです。
でもめんどくさい気持ちは変わらないわけで。ロボット掃除機も試してみたけど我が家には合わず…ということでついに掃除機を新調しました。
購入したのが日立の【ラクかるスティック PV-BL3L】結論から言うと、夫婦生活が円満になりそうです。
あれだけ掃除機めんどくさがりだった私が『掃除…やっちゃおうかな。』と毎日使いたくなるくらい気持ちに変化が出てきたので、同じようなめんどくさがりに向けてレビューしていきたいと思います。
ラクかるスティック PV-BL3L
白物家電の代表的メーカー日立が発売しているラクかるスティック。パッケージは段ボール製でした。
驚くべきはその軽さ。この状態でも片手で楽々持ち上げられる軽さに期待感しか感じません。
そんな【ラクかるスティック PV-BL3L】のスペックがこちら。
スペック
製品名 | 日立 PV-BL3L |
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タイプ | サイクロン式 |
標準質量(本体質量) | 約1.1kg(0.80kg) |
集じん容積 | 0.15L |
連続使用時間 | 【強】約8分 【自動】約8分〜30分 【標準】約30分(約45分※1) |
充電時間 | 約2時間 |
主な特徴をまとめるとこんな感じ。
外観と付属品
こちらが【PV-BL3L】の本体。
アルミを採用した小型軽量のファンモーターなど、日立の技術力でいかに性能を落とさずに小型軽量できるかを追求したボディが特徴です。
どんな場所でも掃除しやすいように持ち手部分も片手で扱いやすく、角度を変えて握れる2Way仕様となっています。
持ち手も男性女性問わず握りやすい太さでちょうど良い感じ。
こちらが組み立てた状態。
掃除機って某メーカー含め原色系の激しめなデザインが多い印象ですが、日立はシンプルなデザインでどんなお家でも馴染みやすそうな雰囲気を感じます。
付属品一覧はこちら。
付属品
- ハンディブラシ
- 2WAYすき間ブラシ
- 延長パイプ
- スティックスタンド
- ACアダプター
- お手入れブラシ
- 保証書/説明書
軽さ
妻の要望は『とにかく軽くて良い掃除機!』だったのでこのモデルを選びましたが、やはり持ってみると異様な軽さが気になる…。
『それにしても軽すぎじゃない?』と気になったので測ってみました。一番重たくなりがちな本体部分だけでなんと実測値794g…。
『そりゃ片手で持てる軽さだわ。』と納得してしまう軽さでした。軽いは正義です。
製品的価値
一度使ったらもう抜け出せない軽量&自走式ヘッドの快適さ
特に技術の進化を感じたのがこの日立独自の自走式ヘッド。これがやばい。掃除機がけの疲労感が段違いで軽減されました。
『ヘッドが自動で前進してくれるので、ほぼ力を入れなくてもスイスイ操作できます!』というのが特徴ですが、そもそもヘッド自体の軽いので引き戻しもかなり快適でスイスイ操作できるんですよね。
自走式&軽量ヘッドのおかげで操作性が抜群に快適になるので今までの掃除機と比べると気持ちがめちゃ楽になります。
『あ、重たい掃除機を使うことがめんどくさかったんだ!』という今まで掃除機がけがめんどくさかった理由がわかりました。
我が家の汚さを暴いたごみくっきりライト
妻が使いやすくて納得できる軽くてサイクロン式の掃除機がテーマだったので、おまけ程度に捉えてたごみくっきりライト。
5灯の緑色LEDが目に見えないホコリを見つけてくれますよー。という機能なんですが、これがヤバい。まじで見つかります。
ベッドの端や暗いクローゼットの奥など、今までは『とりあえずやっとけばいいか。』で済ませていた部分のホコリが一撃で目視できるようになるんです。
その時実感するんですよ。『あ、俺今まで全然掃除できてなかったんだな』って。冗談抜きに思ってた5倍くらいホコリが残っていたのでびっくりしました。
小さな子供がいる家庭など、『極力ハウスダストは減らしたいよね。』という家庭にはドンピシャすぎる機能だと思います。
体験的価値
吸引力について
掃除機で一番大事なのは吸引力ですよね。何度か使ってみましたが、吸引力は今のところ普通レベル。
標準モードで掃除していますが、フローリングのホコリなどはまったく問題なし。離乳食の食べカスなんかも問題なく吸い取れました。
普通と言っても私の普通は10年以上使ったとはいえ、コンセント直差しのキャスタータイプと比較しているので、ステッククリーナーで普通と感じるのは良いことな気もします。
なんでも専用ヘッド自動車部品でも使われるようなトポロジー技術を採用したパイプ、独自設計のハイパワー3Dモーターのおかげで吸引力を落とさずに軽量コンパクトを実現したとのこと。
日立の技術力すげぇ…。
この【PV-BL3L】には通常の標準、強モードの他に自動モードという機能も搭載されています。
自動運転機能は極端に吸引力が変わったので使いこなすには慣れが必要かもしれません。
個人的には標準or強を自分で使い分けた方が使いやすいと感じました。
自走式ヘッドを取り付けた時は大満足だったんですが、ハンディクリーナー状態では要検証が必要かもしれません。
布製のソファやクッションのゴミは一度のストロークで吸い取れない事もあったので、何度か往復する必要がありました。
掃除をゲーム感覚にしてくれるダストケース
個人的にかなり気に入っているのがこのクリア仕様のダストケースでして。今どのくらいゴミが溜まっているか一目でわかるのがお気に入りポイントなんです。
透明ゆえに自分が掃除した結果が一目でわかる。
この努力がすぐに報われる感じがRPGのゲームでレベルアップした感じに似てて、部屋を清潔にできた実感が何倍も感じられて良き。
ここが透明なだけであれっっだけめんどくさかった掃除をゲーム感覚にしてくれて楽しいんですよね。
しかも今まで使っていた掃除機がフィルター式だっただけに、サイクロン掃除機のゴミ捨ての楽さがエグい。
フィルターに詰まったゴミを取り出したり、専用パックを取り替えたりの手間がカットされるので快適さが段違いです。
ワンタッチでゴミを捨てられるってめっちゃ便利ですね。左側面のストッパーを押すだけでゴミをポイっと捨てられます。
このパカっとあいてゴミを捨てるこの瞬間が、なんとも言えない達成感を感じられて気持ちいい…。
【ここが残念】充電端子の位置が使いづらい。
夫婦ともに『一足早いクリスマスプレゼントだね。』なんて言っていますが、唯一残念だったポイントがこの充電端子の位置。
せっかくスタンドまでついているのに一々本体側に充電ケーブルを刺さないといけないんですよ。これがめんどくさい。
しかも差し込み口が変なところにあるのでスタンド取り付け前に刺さないといけないのが手間に感じてます。
『スタンドに置くだけで充電ができれば100点だったなー。』というのが正直な感想。
上位モデルならこの点も解消できそうなので、価格と性能を考えれば我慢のポイントかもしれませんが残念…。
2LDKまでなら稼働時間は問題なさそう
今回は日立 PV-BL3Lをレビューしました。
初めてのスティッククリーナーということでバッテリー持ちが気がかりでしたが問題ありませんでした。
体感ですが、2LDK程度の広さなら全く問題はなさそう。それ以上のお家はまずは標準コースから初めてみるのがおすすめだと思います。
あらためて軽いは正義。取り回ししやすいので、床だけでなく壁についた汚れやエアコンの天面などいたる所で活躍してくれそうです。