いまだに何年も同じ携帯キャリアに料金払ってる人ー!さすがに厳しいって!
今や、明らかに携帯に興味のなさそうな若い女性から80過ぎのおじいちゃんまで普通に乗り換えるし、『ほんとMNPにアレルギーを感じる人減ってきたなぁ。』と日々イベント先で感じてます。
もう9年くらい携帯業界で生き抜いてきましたが、「こんなにMNPが当たり前になった時代は初めてじゃないかな。」と思うくらいMNP(乗り換え)という言葉が世間に浸透した気がします。
しかし『それじゃもったいないでしょ。』っていうケースも見かけるので、現役販売スタッフの視点から今一番ラクでアツいMNP活用術を残そうと思います。
プラン変更感覚で乗り換えできる時代。そこにお金がついてくる。

実際に現場で働いて感じるのは年齢問わず、『良くわからないから不安…。』とか、『スマホの買い替えはめんどくさい。』などいまだにそんな事を心配している人がかなり多い。
これはマジでもったいない。
今はプラン変更感覚で乗り換えができる時代。それがわかっているからキャリアも代理店もお金を出しているんです。

というのも、菅元総理によって携帯業界に大きな規制がかかったのは皆覚えているはず。
そんな規制を簡単にまとめると以下の通り。
大きなポイントなのが高額な解約金縛りの撤廃。そして端末のSIMフリー化の2点。
そしてスマホの進化により、Esimの登場も大きなポイント。
Esimのおかげで、オンライン上でも全て手続きが完了できるのが当たり前な時代に移り変わりました。

その結果、【キャンペーン次第で今の機種そのまま料金プランだけ乗り換える。=SIMのみMNP】といった事が簡単にできるようになったんです。
だからこそMNP(乗り換え)をしない。というのはマジでもったいない。やらない理由がわからないレベルです。
携帯代の維持費を0円にする事だって夢じゃない。

『いや0円なんて無理でしょ!』と思いますよね。実はできる人が多いんです。
MM総研の2024年に調べたデータによると、平均的な毎月のGB使用量は11GB程度と言われています。これはahamoを筆頭にした中容量プランで十分な量。
そんな中容量プランは各社、2,000円~3,000円程度でまとまっています。月額2,500円を1年と考えれば維持費は30,000円。
となると、MNPで発生する契約事務手数料を含めても年間40,000円キャッシュバックで0円が狙えるレベルです。
なんと面白いのがSIMのみMNPで還元される金額は2万円が平均。なんだか匂いますね…。
単純に考えればこれを年に2回。半年に1回のサイクルで行えばほぼ0円で普通に使える計算になるんです。
ドコモとauの料金値上げ…コレからは携帯料金も値上げがトレンド

UQは6月からの新プランで強みだったミニミニプランが廃止。トクトクプランとコミコミプランも実質的な値上げに舵を切ってきましたね。
新プランも割引条件は今までと変わらないのはホッとしましたが、auPayカードでスマホと電気代をまとめるだけで月額1,078円から使える低価格が強みだっただけに、値上げは厳しいと言う他ないかなと。

こちらが6月から始まったドコモの新プラン。パッと見は「まぁまぁかな?」と思えるんですが…細かい割引条件が盛りだくさん!なかなかエグみのある料金プランになりました。
割引条件が多すぎて画像だけだと訳が分からなくなるのでリストにさせてもらったのがこちら。
割引名 | 割引額(税込) |
---|---|
みんなドコモ割 ※3回線以上 | ▲1,210円 |
dカードお支払割 ※「dカード PLATINUM」「dカード GOLD」「dカード GOLD U」ご利用の場合 | ▲550円 |
ドコモ光 セット割/ home 5G セット割 | ▲1,210円 |
ドコモでんきセット割 | ▲110円 |
長期利用割 ※ドコモご利用継続期間が20年以上の場合 | 220円 ※2025年9月末までは、1GB/月超をご利用のお客さまを対象に200ポイント還元予定 |
いやー厳しい!とくにdカードゴールドは年会費10,000円が発生するので中々ハードな条件ですよね。
何かと横並びになりがちな大手キャリア。今後は各社値上げが既定路線と考えていいでしょう。
ドコモもUQもキャッシュバック還元も減少傾向にあるのでよりお得なイベントに出会えるかが今後の鍵になってきそうです。
【とはいえ…】UQ⇔Yモバが簡単でおトクなワケ。

そんな訳で半年〜1年に1度キャリアを切り替えるのが一番お得に使えるというわけです。
とくに実際にお店や、イベント会場で手続きするならUQ⇔Yモバが維持費も近く、キャッシュバックも多いのでおすすめ!
両社ともイベントに力を入れている代理店の多いので、『いかに今よりおトクにできるか』を両社の現場スタッフがしのぎを削っている点もポイントです。
自宅セット割とおうち割の相性が抜群。

しかしこの状態にするにはひと手間加える必要があって、電気代はauでんき、インターネットはソフトバンク光にする事です。
自宅環境をこの2社でまとめることでどちらに乗り換えても同じくらいの安い料金で維持する事ができるのでおススメ。
あとは好みですが、両社ともクレカを発行すれば最安値にできます。こだわりがなければ支払い先もキャリアごとに変えちゃいましょう。
イベントが熱い。スマホが欲しいなら家電量販店もあり。

今のキャッシュバックって天井が2万と言われてるけど実はそんな事ないんです。
現場のスタッフも目標台数を追い込まれているので、タイミングによっては3万円もらえる事もありました。
その理由はMNPへのキャッシュバックと別に、『オプション加入によってキャッシュバック出してます!』という言い訳が必要なワケ。
一番可能性が高いのが、金曜から週末にかけてのショッピングモールで開催しているイベント。これが熱い。おススメです。
スマホが欲しいなら家電量販店もあり。

『スマホが欲しい!』と思っているなら家電量販店もおススメ。
SIMの乗り換えだとイマイチな量販店も、スマホ本体は大幅な値引きがされるケースもチラホラ。
年末年始や学割商戦などは限界まで値引きが入る事もあるので、『スマホが欲しくなってきたなぁ。』という人は量販店もおススメ。
唯一のデメリット。オプションを絡めたゴリゴリの営業。

そんなイベントや量販店ですが、唯一にして最大のデメリットは店員からの営業。当然私もゴリッゴリに営業してます。
営業スタッフ目線だとタブレットやネット回線などなど。なんだったらもう1回線追加で契約できないか提案する。くらいの気持ちで話します。

当たり前ですがイベントを開催するにはお金がかかってるんです。その払った代金以上の成果を求められるのは当然な事。
それにMNPは営業もキャッシュバックという強みもあるから当然営業されます。なんなら契約後も営業電話することも。
そこまでしないと目標が達成できないから…。厳しいんです。
だから『こういう営業に付き合うのが本当に無理!』っていう人は避けるのがベスト。
営業されるのが嫌ならオンラインショップ一択。

そんな営業に付き合う時間がもったいない。 スパっと断る自信がない。と感じる人におススメなのがオンラインショップ。
正直キャッシュバックはそこそこ。その代わりいつでも、どこでも、余計な営業なしに契約できるのが大きなメリット。

それにイベントはどこでやっているかわからない運ゲー要素が強いというのもマイナス要素。
貴重な休みをイベント探しなんてそんなことに使いたくない。と思うならオンラインショップで済ませてしまうのもアリと言えます。
オンラインならワイモバイル↔︎楽天が一番ラク

オンラインで探すならおすすめしたいのがワイモバイルと楽天の2社。
この2社は『契約事務手数料』がかからないのが強み。余計なコストを抑えつつ契約手続きもわかりやすいのがポイントです。
だいたい20,000円分還元がほとんどですが、キャンペーン増額があると対象者は高額のキャッシュバックが受けられることも。
例えばワイモバイルなら最大41,000円分還元。【SIMのみMNPで21,000円分還元+紹介すれば最大20,000円分還元。(PayPayを使うなど条件あり)】など大盤振る舞いしています。事務手数料なしでこの還元は現役スタッフから見ても破格っ!
対象者はめちゃくちゃチャンスなのでキャンペーンも確認しておくのがおすすめです。
楽天のキャンペーンがヤバい。続く限りこちらがおススメ。

とくにオンラインで完結させたい人達におススメしたいのが楽天モバイル。
なにせ楽天社員からの紹介クーポン(通称三木谷クーポン)の威力がとにかくハンパない。

MNPだけで14,000円のキャッシュバック。さらに楽天は事務手数料がかからないので実質3,850円分トクと考えれば17,850円の還元レベル。
20GB以内の使い方であれば月額2,178円と大手3キャリアより1,000円近く下回る維持費を考えると、こちらも実質0円で半年維持が可能なのに条件なし。このバラマキは凄いコトですよ。
厄介なオプション加入もないのでわかりやすく安全にキャッシュバックが欲しい人にとって激熱と言っていいキャンペーンです。
サブ回線を始めるなら楽天がおすすめ。

『追加で電話番号を契約した事なんかない。』『契約する理由がない。』という人も多いんじゃないでしょうか。
そんな人におススメしたいのが、楽天モバイルでEsim契約を試してみる事。
Esimとは今使っているスマホに電子上で、『メインの電話番号の他にさらに回線を追加できる。』という機能のこと。
これを上手く使えばそもそもの携帯料金の節約ができるケースがある。それが楽天とのセット運用です。

月々の値段の安さが楽天の強みですが、2024年になってからプラチナバンドも始まり、場所によってはドコモよりも回線品質が良い地域もあるくらい通信品質も改善されてきました。
使い方次第ではメイン回線は電話番号利用のみ。普段の通信は楽天で使い放題。
とすれば、月額料金が安くなる場合もあるので試してみる価値はアリと言えます。
しかも!先程紹介した三木谷クーポンを使えば楽天を始めて契約した場合でも7,000ポイント還元されます。
契約月 | 費用 | キャッシュバック | 収支 |
---|---|---|---|
1ヶ月目 | 1,078円 ※日割り | △1,078円 | |
2ヶ月目 | 1,078円 | △2,156円 | |
3ヶ月目 | 1,078円 | △3,234円 | |
4ヶ月目 | 1,078円 | 2,000P | △2,312円 |
5ヶ月目 | 1,078円 | 2,000P | △1,390円 |
6ヶ月目 | 1,078円 | 3,000P | +532円 |
7ヶ月目 | 2,178円※解約金1,100円含む | △1,646円 |
『まずは半年間試しにサブ回線を持ってみる。』という設定で最低料金で維持した場合、月初に契約したとしても実質1,646円という破格で回線を契約することができます。
【まとめ】2025年6月以降は楽天⇔Yモバがベスト。UQ⇔Yモバは今は厳しいかも…

ここ数年SIMのみMNPが当たり前になってきたこともあり、2025年6月以降、ドコモ、auUQが値上げを始めました。
いやぁシンプルに困りますよね。スタッフとしてもまっじで勘弁してもらいたい気持ちでいっぱいです。
今後携帯各社の値上げが既定路線になっていく中、旧プランの値段を継続しているYモバイル、楽天モバイルが今現在MNPをするなら維持費を抑えられるのでおすすめと言えます。
とは言えUQもキャッシュバックが手厚いイベントがあるのが強み。もしキャッシュバックが25,000円以上出てくるようなら選択肢として考えてもいいかもしれません。
年々携帯料金も複雑化+高額化してきているので、『少しでも節約したい!』と思っているなら今のうちにチャレンジしてみましょう!