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ガジェット 液晶モニター

5万円台で買えるIPS BLACK搭載モニター『JAPANNEXT JN-27IPSB4FLUHDR-HSP』レビュー

2024年1月22日

どうも、眼精疲労と戦う30代。ゆもり(@ohulog_ohuro)です。

早速ですが、ノートPCの小さい画面をずっと見ながら作業すると頭痛してきませんか?

私も2年程自宅で作業を続けるうちに、「本格的にリモートワークやゲームを楽しむならノートPCだけだと限界があるな。」と感じてきました。

自分が普段使いに必要なのは、『高画質でゲームも楽しめるデスクに置きやすいモニター』

ぴったりのモニターがないか国産モニターメーカーのJAPANNEXTに相談したところ、『4K』『IPS BLACK』『Type‐C』採用のモニター『JN-27IPSB4FLUHDR-HSP』を提供いただきました。

鮮やかな黒を発色できるIPS BLACKパネルとなると、軒並み7万~8万と高額になりがち。

そんな中なんと5万円台…価格だけでかなり魅力的な商品ですが、実際に使ってみて良かったところ、気になったところをレビューしていきます。

JAPANNEXT【JN-27IPSB4FLUHDR-HSP】

コスパの良いモニターを揃えている国産モニターブランドのJAPANNEXTから発売されている『JN-27IPSB4FLUHDR-HSP

このモデル価格がおかしいんです。type-C対応、4K、IPS-BLACKパネルを使いながらなんと57,255円!

『これだけでも買いなんじゃ?』と思えるモデルですが、より細かいスペックを見ていきます。

スペック

製品名JN-27IPSB4FLUHDR-HSP
画面サイズ27インチ
パネルIPS-BLACK
解像度3840x2160
輝度400cd/m2
コントラスト比2000:1
リフレッシュレート60Hz
アスペクト比16:9
応答速度 (最大)OD時:5ms(GtoG)
表面処理非光沢
接続方法HDMI ポート : 2.0 / DisplayPort : 1.2 / USB-Cポート : (3840x2160) / USB-B :YES2.0 (KVM/給電5V 0.5A)
USB-A1 : YES2.0 / USB-A2 : YES2.0 / オーディオ出力
視野角H:178º,V:178º
HDR400相当 / (HDMI/DP/Type-C)
VESAマウント75x75mm(M4x10mm)

主な特徴

  • より深い黒を表現できるIPS BLACKパネルを搭載
  • 4辺フレームレスデザイン
  • 4K HDRに対応
  • USB-Cに対応
  • 縦画面可能な昇降式スタンド付き
  • 本体価格 57,255円

外観と付属品

まずは付属品からご紹介。内容物がこちらです。

付属品

  • 台座
  • スタンドパーツ
  • バッテリーケーブル
  • Type-Cケーブル
  • HDMIケーブル
  • 電源アダプタ
  • 保証書/説明書

HDMIとType‐Cケーブルがついてくるのでモニターを設置してからすぐ使えますね。

モニターの接続端子は左底面にひとまとめになっていました。

左から『HDMI / DP / TYPE-C / USB-B / USB2つ / イヤホンジャック / 電源コネクタ』が用意されています。

その上には電源スイッチ。十字操作もできるスティック状になっていました。

ボタン類はこれ一つのみなので、画面設定などの細かい操作もこれ一つで行います。

モニターアームを組みたてるとこのような形。ドライバーいらずで簡単に設営できました。

留め具を回して固定するだけだったので、細かい作業が苦手な方でも余裕で作れるくらい簡単です。

75×75mmのVESAマウントにもしっかり対応済み。

自分好みのモニターアームに接続する事もできます。

スタンドとの接続も簡単でカチッと音がするように丁寧にスライドするだけ。

取り外しもマウント側にあるスイッチを持ち上げるだけで簡単でした。

全辺ベゼル幅2mm、液晶非表示幅5mmのフレームレスデザイン。

野暮ったくないデザインで、『デスク周りをこだわりたい!』そんな人にもおすすめです。

左右にもそれぞれ30°傾けるスイーベル機能もしっかり搭載済み。

高さ調節や画面のチルト機能もあるので自分好みの画角に調節できます。

縦画面もこの状態から手で簡単に動かせました。

単体で使う機会は少なそうなので、デュアルモニターにするとき便利そうですね。

IPS BLACKパネルについて

今回選んだ理由の『IPS BLACKパネル』ですが、「よくわからないよ。」という方向けに少し解説させてください。

IPS BLACKパネルとは、深い黒色と色精度を表現してくれるパネルで、黒が深まる事によって色彩がより鮮やかに見える特徴があるパネルです。

「モニターの黒い部分がなんだかうっすら白っぽく見える…」みたいな経験ないですか?

普通の液晶パネルだと、バックライトを当てて発色する必要があるんです。

そのため黒色もなんだか白っぽくなってしまうんですよね。

IPS BLACKのこのモニターならここまで画面に近づいても問題なし。

実際に使ってみても、締まった黒がしっかりでる事で、ここまで綺麗に表示できました。

動画や写真の編集作業より快適になったり、ゲームの没入感が深まったりと、恩恵が盛りだくさんなんです。

さらにIPSパネルの特徴もそのまま受け継いでいて、『視野角がかなり広めにとれる』のも特徴。

このくらい横から見てもディスプレイの視認性が悪くならないので、大画面にしても「両端が見づらい…」なんてことにならないんですよね。

JN-27IPSB4FLUHDR-HSPレビュー

大画面はやっぱり正義。作業効率爆上がり。

月並みですが、やはり大画面は便利

元々13インチのノートPCで作業していた身からすると、大画面になるだけで作業効率が劇的に良くなりました。

例えばWEB検索。13~15インチでたくさんのWEBページを開きながら作業すると、画面サイズが小ささで目の疲れがどんどん蓄積していきます。

それがこのモニターなら話は別。それぞれの画面がノートPC一台くらいの大きさになるんです。

長時間作業しても疲れにくく作業ができるんでこれがほんとに楽でした。

目の疲れを軽減する『フリッカーフリー&ブルーライト軽減機能』もついているのも、長時間デスクで作業をする私的にありがたかったです。

画面を眺める位置が高くなったことで、自然と姿勢良く作業できるのも嬉しいポイント。

ノートPCだと、首を傾けた状態で長時間猫背になりがち。どうしても首、頭が痛くなってきます。

モニターを使う事で自然と目線が高くなり、首の負担が減るのに役立ちました。

Type-CだからiPadと接続可能。写真編集が楽すぎる。

個人的にかなり刺さったのが、USB-C採用のおかげでiPadとの接続も簡単だったこと

というのも、普段からiPhoneで撮った写真も使っているので、大画面で写真編集がしたかったんです。

iPadだけで長い間編集を続けてると、どうしても画面が小さくて頭が痛くなってくるんですよね。

大画面で編集や操作ができるから細かい部分にも気付けるし、何より長時間作業しても頭痛になりませんでした。

画面の色合いも調節できるので、よりオリジナルに近い配色で編集する事もできます。

マウスとキーボードがあればほぼPCみたいな操作感。そのまま編集した写真をブログに乗せる事もサクサク出来ます。

これが正直『簡単な作業ならPCっていらないんじゃ…』って思えるくらいの快適さでして・・・

おかげで、今まで「撮影→iCloudバックアップ→PCでフォルダ分け」と作業していた手間が省けて効率化につながりました。

時間が溶けるくらいのゲームの没入感

IPS BLACKをフル活用しようという事で、普段は自宅のTVと繋げてるPS5で試してみました。が、これはやばい。時間が溶けました。

黒の発色が良いからか、ゲーム画面がとにかく映えます。

『黒がしっかり表現できるからこそ、他の色の鮮やかさがより伝わってくる』と言ったらいいでしょうか。

この感じは一度体験するとどんどん引き込まれる力がありました。

メニューで確認すると、付属のHDMIでも接続するだけで4K出力できていました。

モニター側から明るさ、コントラストや色設定で自分好みに変える事もできます。自分好みに調節したり、ゲームによってバランスを変えたりするのもオススメ。

『FreeSync(フリーシンク)機能』もついているので、なめらかな視点操作ができるのもゲーマーにとって嬉しいポイント

ただしリフレッシュレートは60Hzが限界なので本格的にFPSを極めたい。そんなユーザーは一度考えたほうがいいかもしれません。

内蔵スピーカーの音質はイマイチ。

この画質で5万円代に抑えているのでスピーカーがついている事がありがたいですが、内蔵スピーカーの音質はイマイチ。

低音が弱い印象で中音域もう~んといった感じ。なんだか全体的に軽くて割れやすい音って印象でした。

『スピーカーがないと動画編集やゲームを100%楽しむのは厳しいのかな。』ってのが正直な感想です。

逆に自分好みに調節できると考えて、自分好みのスピーカーで音質環境を整えるのをオススメします。

まとめ

今回は国産モニターメーカーのJAPANNEXTから『JN-27IPSB4FLUHDR-HSP』をレビューしました。

4K、IPS BLACK、type‐Cと今モニターに求められがちなポイントをすべて抑えて5万円代はやっぱり破格。

他社製品と比べても5万円代で買えるモニターの中ではかなり上位に入る性能ではないでしょうか。

画質にこだわりたい。長時間作業をする人はぜひチェックしてみてください。

  • 5万円代で体験できるIPS BLACKパネル
  • Type‐C接続対応
  • 鮮やかな発色で没入感のあるゲーム体験ができる。
  • フレキシブルなスタンドで自分好みに調節できる。
  • この記事を書いた人

ゆもり

千葉県出身の31歳。 中間管理職で板挟み系会社員ブロガー 本業は通信業界。通信沼にはまってはや8年。 月間1万PVの風呂サウナ専門サイト『フロコム』も運営中。 Xは趣味のサウナ、ガジェット、サッカーが中心です。

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