日本人の平均通勤、通学時間は往復約1時間20分と言われています。この時間、YouTubeやTikTokで時間をつぶすのもいいんだけど飽きてくるんですよね。
毎日暇つぶしでショート動画で時間を消耗するのも楽しいっちゃ楽しいんですけど、折角なら『移動中くらいは有意義に使ってみたい』という事で育休終了後も朗読アプリを続けてみる事にしました。
気がつけばもう半年近く継続して使ってきたのでここであらためてオーディオブックとオーディブル。
どっちが通勤通学に便利か違いを比較してみました。
朗読アプリは今や2強状態。聴きたいジャンルで選ぶべし。
この手のジャンルは『オーディオブック』とAmazonの『オーディブル』の2強状態。
それぞれ個性があり、正直言うと、『選ぶポイントは聴きたいジャンルで選ぶべし。どっちも試してみるのが正解!以上!!』で話が終わってしまう。
『それじゃあこの記事を読んでくれている読者に申し訳ない!』というわけで、実際に使ってみたリアルなユーザー目線でそれぞれの特徴と良し悪しをまとめておきます。
オーディオブック | オーディブル | |
---|---|---|
月額 | 月額1,330円 ※年払い9,990円 実質833円 | 月額1,500円 |
作品数 | 15,000点以上 | 120,000点以上 |
倍速機能 | 最大4倍速 | 最大3.5倍速 |
本の購入 | 可能 | 可能 |
対応デバイス | スマートフォン、PC | スマートフォン、PC、Apple Watch |
バックグラウンド再生 | 可能 | 可能 |
自動再生機能 | 可能 | 可能 |
オーディブルの特徴
最新のビジネス書から自己啓発本まで網羅。圧倒的レパートリー。
オーディブルの特徴。それは圧倒的な蔵書数。朗読アプリ界のプライムビデオ、ネトフリ級のボリュームはその数なんと12万冊以上そろえているんです。
例えばビジネス書から池井戸潤、村上春樹なんて超有名作家の小説は当然のように揃えているし、最新のビジネス書だって見つかるので『あ、この本ちょっと気になるかも…』と思える本が確実に見つかるのが強み。
それでいてオリジナルのここでしか聴けないオーディブル限定配信があるのも大きな特徴となっています。
Amazon発のサービスという事で実際に聴いてみたユーザーの生のレビューが見れるのもオーディブルならではの特徴。
ただの読書と違い、朗読者の手腕でも面白さが変わってくるのが朗読アプリの醍醐味。
『楽しみにしてたけど実際に聴いてみたら微妙…。』なんて残念なことを避ける一つのポイントとしてめちゃくちゃ使えます。
移動中に情報収集、インプットがしたい。そんな人はオーディブルがおススメ。
とにかく本のレパートリーが豊富なので『移動中は情報収集、自己啓発など』インプットに時間を充てたい。と思っている人にはオーディブルがおすすめ。
もちろん小説だって本当に色んな本が用意されているから面白いんですが、それじゃあオーディオブックに負けちゃうんですよね。
インプットに朗読のクオリティは必要ない。貪欲に読み漁れる蔵書数が強み。
オーディブルは基本的に声優一人で朗読に徹するスタイル。当たり前っちゃ当たり前なんですが、小説など長編の物語だとどうしても聞き流しているうちに誰が何を話しているのかわからなくなることもしばしば…。
その点、情報収集、勉強など元々話者が一人で十分なジャンルは朗読にクオリティを求める必要がないのでオーディブルの弱点が気にならないワケです。
なんなら貪欲に気になった本を聴き漁れるので使えば使う程おれ、ここまで読んだんだと達成感に沼れるというおまけつきなので非常におすすめ。
オーディオブックの特徴
本を超えた使いやすさ。
本の蔵書数ではオーディブルにどうしても負けてしまうオーディオブック。
そんなオーディオブックがこれだけ長くかつ日本中で愛用されているのは日本発のサービスらしいきめ細かいサービスの品質が最高すぎるからなんですよね。
とくに小説など物語を聴きたいならオーディオブック一択と言っていいレベルのクオリティの高さ。通常の朗読アプリでは話者が一人で朗読を続けていきますが、オーディオブックは違うんです。
人気の小説となると、登場人物ごとに声優が割り当てられ、効果音、BGMなどまるでドラマですか?と言いたくなるような臨場感ある出来栄えなんです。これは一回聞いてみたら感動モノと言っていいレベル。マジで。
さらに移動中に合わせて使いやすいようにか、1トラックごとの再生時間が30分以下に抑えられているのも『とりあえずこれだけ聴くか。』と続けやすくなる配慮を感じます。
おもしろ。娯楽で使うならオーディオブックが最高すぎる。
逆に面白い小説が読みたい!まだ映像化されていない作品を楽しみたい!なんて人にはオーディオブックがおススメ。
もはや小説っていうより聴く映画。ってくらい臨場感がある作りこみ。
とくに最新の話題作となると朗読の作りこみが凄まじいので小説以上にグイグイ物語に引き込んでくれます。
例えば、登場人物ごとの声優が違うのはもちろん、適度な効果音があって朗読というより映画?といったほうが近いかも…。と感じるレベル。
映像がないからこそ『これってこういう雰囲気なのかな?』なんて想像できるのが小説の醍醐味じゃないですか?
そんな醍醐味の想像をさらにリアルにしてくれる楽しさはオーディオブックにしかない強烈な強みと言っていいでしょう。
量を取るか質を取るか。無料期間で自分に合った朗読アプリを見つけよう。
『量を取るか質を取るか』まさにそんなテーマにぴったりなオーディブルとオーディオブックの比較。
正直使ってみないとわからない事。自分の好みにドストライクな本があるか。で選んでほしいのがホンネ。
どちらも無料期間があるのでまずは一回試してみて気に入ったほうを続けてみるのが無難かな。と思ってます。
そんな私はたぶんオーディブルを残す事になりそうかも…。リトルトゥースならオーディブル一択になりそうな予感です。