外観と付属品
まずは商品の概要から見ていきましょう。
コスパの良いモニターを揃えている国産モニターブランドのJAPANNEXTから発売されている『JN-VC315U』の主なスペックがこちら。
スペック
製品名 | JN-VC315U |
---|---|
画面サイズ | 31.5インチ (湾曲率R1500) |
パネル | VAパネル |
解像度 | 3840x2160 |
輝度 | 250cd/m2 |
コントラスト比 | 3000:1 |
リフレッシュレート | 60Hz |
応答速度 (最大) | OD:12ms(GtoG) |
アスペクト比 | 16:9 |
画素ピッチ | 約0.182mm |
接続方法 | ・電源ポート ・USB-A : FW更新用 ・HDMI-2:2.0 (3840x2160) @60Hz ・HDMI-1:2.0 (3840x2160) @60Hz ・DP:1.4 (3840x2160) @60Hz ・オーディオ出力 |
視野角 | H:178V:178° |
表面処理 | 非光沢 |
VESAマウント | 100x100mm(M4x17mm) |
付属品
- 説明書/保証書
- 電源アダプター
- HDMIケーブル
- VESA取り付けネジ
JN-VC315U レビュー
人気の曲面率1500Rの液晶ディスプレイ
曲面パネルといってもディスプレイの湾曲率には実は種類がありまして、今回紹介するこのモニターは1500Rという人気の湾曲率。
映画館も実は曲面パネルを使ってるって知ってました?ちょうど良い曲面で没入感と作業効率を兼ね備えたモデルです。
湾曲率とは?
曲面ディスプレイには、1500R、1800R、3000R、または4000Rなどの値で評価される曲率の異なるレベルがあります。
命名法の値をよりよく理解するために説明すると、数字はカーブしたモニターの半径をミリメートルで表しており、Rは半径を表します(たとえば、1500Rディスプレイは半径が1500ミリメートルのディスプレイを指します)。数値が小さいほど、曲率は大きくなります。
バランスの取れたスペック。
4K+60Hzと仕事やカジュアルなゲーム用途ならまずまずのスペック。
いわゆる普通のモニターとして使うなら申し分なしと言って良いでしょう。
ゲームであれば、一度に多くの情報を確認することができるので、より没入感のあるゲーム体験ができるのが強み。
常に滑らかな動きが求められるFPSのようなゲームというよりは、映像美を楽しみたいRPGなどに向いているモニターです。
一つ残念なポイントとしてTypeーCが非対応なのは…残念…。
使い勝手に影響するので「もう少し高くてもせめて1つはポートがあればなぁ…」と思ってしまいます。
画像編集のおすすめなsRGB率100%モニター
スペック面でもとくに『映像の正確性を表すsRGB率が100%なこと』が魅力的に感じました。
というのも、画像編集も大切なブロガーにおいて『正確な色』というのはレビューの質を高めるためにも必要なモノ。
今使っているモニターもsRGB率99%と中々のスペックではあるんですが100%と言われるとそりゃ魅力的に感じます。
集中しやすい湾曲モニター、黒の発色に強いVAパネルと採用しているあたり、JAPANNEXTとしてもクリエイティブな作業向けを狙ったセッティングな気がしてなりません。
平面パネルとの違い比較してみた
平面パネルと比べてみにくいの?
実際に使ってみて感じたのは、良い意味で「1500R程度ならそこまで変わんないんだな。」ってこと。
当たり前ですが、両端がググっと寄ってきているのが不思議な感覚。
生まれてからずっと平面のモニターを使ってきているので初めて使った時は目が違和感を感じることもありました。
同じ32インチのモニターなんですが、画面全体を使っていると首も動かしたりしていたのが、湾曲モニターだと目を動かすだけで把握しやすいかなと感じました。
湾曲モニターに興味がある人ならこの違和感も楽しめられそうな程度なので、「1500R程度ならそこまで変わんないんだな。」と感じたんですよね。
平面好きな人はちょっと気持ち悪いと思っちゃうかも。
まとめ
今回はJAPANNEXTの『JN-VC315U』をレビューしました。
初めての湾曲モニターでしたが、慣れれば抜け出せないまるで沼みたいな魅力があるモニターですね。
とくに動画編集したい人など画面全体を大きく使う人にはおすすめしたいモニターかなと感じました。
スペックも日常使いなら申し分なしなので、「コスパの良いかっこいいモニターが欲しい!」なんて方は是非チェックしてみてください。