絶対共感する人多いと思うんですけど、『この本読むぞ!』と息巻いて買った本、読み切れなかった経験あるあるじゃないでしょうか。そんな私みたいな人におススメしたい話です。
読書ニガテな私も絶賛育休中でして、『子供を抱っこしながらスクワットし続けられる面白い暇つぶしないかな…。』と、目も腕も使えない状態での暇つぶしを探してました。
そんな時うってつけだったのが朗読アプリ。
朗読アプリ界は『オーディブル』と『オーディオブック』二強状態なので、二つとも使ってみました。
それぞれの強みがわかったので今回はオーディブルを使ってみた感想をまとめていきます。
オーディブルとの違い。
この手のジャンルは『オーディブル』と『オーディオブック』との2強状態。それぞれ一長一短だったので、それぞれ同時並行で使い比べてみました。
1ヶ月程がっつり使ったらそれぞれ良し悪しが見えてきたので簡単にサービスをまとめておきます。
オーディブル | オーディオブック | |
---|---|---|
月額 | 月額1,500円 | 月額1,330円 ※年払い9,990円 実質833円 |
作品数 | 120,000点以上 | 15,000点以上 |
倍速機能 | 最大3.5倍速 | 最大4倍速 |
本の購入 | 可能 | 可能 |
対応デバイス | スマートフォン、PC、Apple Watch | スマートフォン、PC |
バックグラウンド再生 | 可能 | 可能 |
自動再生機能 | 可能 | 可能 |
月額料金が月払い固定なのでネトフリのようなサブスク感覚で使えます。
またapple Watchで単独利用可能なのをオーディブルの特徴と言えるんじゃないでしょうか
誰でも聴きたい本が絶対見つかる圧倒的ボリューム。
『オーディブル』の強みといったらなんといっても圧倒的なボリュームの豊富さでしょう。その数なんと12万冊以上。
例えばビジネス書から池井戸潤、村上春樹なんて超有名作家の小説も聴き放題。
さらにオーディブル専用のラジオや人気ラノベだって聴けるんです。
硬派なビジネス書から映像化もされた有名作、年齢問わず、『あ、この本ちょっと気になるかも…』と本屋で思ってた本もきっと見つかるんじゃないでしょうか。
12万冊以上が聴き放題なので本屋さんでなんとなく興味を持った本を『オーディブル』で試し聴き。なんて事ができたりします。
おかげで後輩が好きと言っていたラノベを高校生ぶりに聴いてみたり。
昔は転生モノなんてほとんどなかったと思いますが今は凄いですね。
少し話がそれましたね。とにかく普段は絶対読まないような本も軽い気持ちでチャレンジできる。これは聴き放題のメリットではないでしょうか。
はずれを回避できる口コミ機能。
はずれを掴まないように一回はチェックするレビューですが、アプリを切り替えて評価確認するのって面倒くさいんですよね。
とくに朗読アプリならではなのが、『作品は面白いんだけどナレーターが棒読みすぎ!』なんて事故が起きる事も…。
この本興味あるけど面白いのかな?って思った時に便利なのが口コミ機能というわけです。
『オーディブル』ならではナレーターに対してのレビュー機能もあるので気になった本はレビューもチェックしてみるのがおすすめです。
レビューまでアプリ内で完結しているサービスって実は少数派でして、みんなのホンネが読めるのも面白くて嬉しいポイント。
フィルマークスのように面白いレビューから作品を決めるなんて使い方も面白いかもしれません。
カスタマイズできる使いやすいメニューUI。
これもびっくりしたのがこのアプリの使いやすさ。例えば再生画面を自分好みにカスタマイズできるようになっていました。
30秒スキップするのか、章ごとスキップしたいのか。などなど自分が使いやすいように自由に調整できるようになっています。
ロック画面の操作ももちろん可能ですが、なんとiOSでもウィジェット機能搭載済み。
こういった自由度は競合のオーディオブックにない独自の機能なので嬉しい方も多いんじゃないでしょうか。
ビジネスマンが通勤に使うなら
難しい文章って一度読むだけじゃ頭に入ってこないのは私だけでしょうか?
何度も繰り返し読み返したり、赤ペン引いたりして覚えるのが当たり前だったんですが、このアプリとの併用がマジで便利。
なにせ興味のある分野の本がだいたい揃っているので勉強用にもってこいなんですよね。
文章を目で追いながら耳でも文章を聴けるので五感を使いながら勉強ができる訳です。
特に勉強で使う3つの感覚のうち、人間の記憶に残るのは聴覚>視覚>触覚の順番と言われています。
そんな五感のうち、一番大事な耳を使った学習ができるのが大きすぎる!まるで頭に直接情報を入れられている気分と言ったら近い感覚でしょうか。
とにかく1回やってみたらわかるんですが、これはもう授業受けてるのとほぼ一緒。この単位レポート必須だっけ?と錯覚するレベル。
少し言い過ぎましたが、何周も繰り返せない。
活字だけだと読み切るのに時間がかかる…といった悩みを抱えているなら快適感が違いすぎるので一度試してもらいたいと感じました。
『じっくり腰を据えて本を読む。』そんな時間がどうしても取るのが難しい忙しい大人にこそ短時間で中身を理解できるのでおすすめです。
え、あの人も?!有名俳優から有名声優がナレーター
競合のオーディオブックと比較するとあくまで本を代わりに読んでくれている感覚。
朗読劇って感じ。その点臨場感には欠けるかなってのがホンネ。
とはいえびっくりしたのがそのナレーター陣の豪華さ。
例えば杉田智和や杉村健一といった有名声優もナレーションしていますが、杏や高橋一生といった超有名俳優もナレーションしていたりするんですね。
しかもナレーターから絞って本を検索する事もできるんです。自分の押しの声優や俳優がいたらそれだけで絞っても面白いと感じました。
個人的にはオードリーの若林とサトミツのラジオが聴けたことが感動モノ。これだけで『オーディブル』入った価値あるな!と感じるレベルでした。
聴きたい本がきっと見つかる。それがオーディブル。
『オーディブル』で聴くだけじゃ意味ないと思うなかれ。語彙力に確実に影響してる。なにより上質な物語は聴いていても面白かったです。
1ヶ月無料なのでまずは試してみるのがおすすめ。圧倒的レパートリーで絶対に興味がある1冊が見つかるハズ。
とくにビジネス書はオーディブルのほうがレパートリーも豊富なので、読み切る価値がある内容なのかまずは聴いてみるのが良いと感じてます。
『本格的に勉強したい。』となったら本も買って併用。なんて使い方が非常におすすめです。