ApplePencilが高すぎる!!!
今まで使い続けてきたiPad mini。機動力の高さが魅力だったんですが、使い続けていくうちに『もっと大きなディスプレイが欲しい!大きなディスプレイでノートを取りたい!』と思うようになってきました。
とはいえ今持っているApple Pencilは第2世代。最新のiPadとなるとApple Pencil Proまで買い足す必要があったのが踏ん切りのつかない悩みの種でして。
そんなモヤモヤした感情を持っていたタイミングでESR様からスタイラスペンを提供してもらえることに。それが今回紹介する【ESR DIGITAL PENCIL】です。
しかもこのペンシル、新型のiPad Proでも使えるとのこと。『え、普通に使えるならコレで良いじゃん!』と思いません?
同じような悩みを抱えてる方も多いと思うので実際の描き心地を確かめてレビューしていきます。
ESRとは

『ESRってAmazonでよく見るし気になるけどどこの国のメーカーなの?』って気になる方も多いはず。
こちらに書かせてもらいましたが、香港発のスマホアクセサリーメーカー。
MagSafe関連のアクセサリを中心に展開している同社ですが、iPad周りのアクセサリーも広く取り扱っています。
実際に私が普段から使ってるiPadのケースもESRのカバーです。
ESR DIGITAL PENCIL
パッケージと外観

というわけで早速みていきましょう。まずはパッケージ。
Apple pencilといったら白一色ですが、こちらは3色の中から選べます。こういったサードパーティーの商品はカラバリも豊富で自分好みを選べる自由度の高さも魅力ですよね。

付属品がこちら。
付属品
- 替え芯
- CtoCケーブル
- 保証書/説明書

お待たせしました!開封してみたのがこちらです。
今回選んだのは白ということで開封した直後の印象は『いや、ほぼApple pencil!』でした笑。

うっすらとロゴの刻印や充電ポートも目立たないように普段はキャップで隠すことができるようになってました。
ここまでうっすらだと詳しい人間でなければ『ぱっと見はわからないだろうなー…』と感じるレベルです。コスパの良さを感じます。
ESR DIGITAL PENCIL レビュー
ノック部分でクリック操作が便利

まさにこのスタイラスペン出なければできない圧倒的特徴の一つが、このノック部分に搭載されたクリック操作。
ボールペンのようにペンのお尻部分がボタン式になっているんですが、iPhoneのホームボタンのようにクリック数に応じてアプリ操作を行うことができる優れものです。

ワンクリックで『戻る』、ダブルクリックで『アプリスイッチャーの表示』と振り分けられていました。
ノック部分で操作できるからなのか、純正品のようなペンを動かして同じような操作をすることはできませんでした。この点は気をつける必要がありそうです。
探す機能について

そして今回追加された機能で”忘れてはいけない”のが『探す』機能です。
Apple Pencil Proより本家でも追加された機能をこの価格帯で実現できたのはシンプルにすごいの一言。

ノック部分に実はスピーカーが内蔵されているおかげで『探す』を使った時の『音を鳴らす』にも対応できるようになっています。

『いやいや!ペンは無くさないでしょー笑』と思う方もいるかもしれませんが、マグネット式だからこそ、ポロっと外れてしまうことがあるのがApple Pencil。
バッグの中で行方不明になってしまったり、自宅で行方不明になってしまった経験がある方は多いはず。
そんな中、探す機能でペンから音が流せるのは実用性があって素晴らしいと感じました。
純正にかなり近い書き心地

スタイラスペンをレビューするなら『描き心地』は外せません。とくに純正品と使い心地がどう違うかは検討する際絶対に気になるポイントかと思います。
そんなわけで普段から使っているApple Pencilと比較して使い心地を比べてみました。

握り心地はApple Pencilと変わりませんでした。厚みも変わらないのでサラリとした質感も合わさって握りやすい。

実際に描き始めても画面を滑らせた時、ラグが起きてしまったり意図していない操作が起きてしまいがち。
そんなそぶりもなくスイスイ描き進められました。
ノートにメモしたり文章をまとめたりするような普段使いでは書き心地は2万円近くする純正品と比べても遜色がないと言って良いでしょう。このコスパの良さ素晴らしいと思いませんか。
価格帯を考えれば納得ですが、筆圧感知機能はついていませんでした。
『ノート、メモ帳代わりにiPadで文章を書きたい。』そんなニーズに答えるためのスタイラスペンなんだな。というのがわかる割り切りの良さを感じます。
【もったいない】ダブルタップ機能がない。でも慣れる。

一つ残念と言わざるを得ないのがグリップ部分のダブルタップ機能がないことでしょうか。
そうです。ペンのグリップ部分を「トントン!」と触るだけで消しゴムを呼び出せる機能です。個人的にはこの機能めっちゃくちゃ使っていただけに残念!と感じました。

初めてスタイラスペンを触る方は全く気にならない悩みだと思いますが、私のような長年Apple Pencilを使い続けてきた人間は操作性の違いに戸惑うことなるでしょう。

実際に使っていても触り心地の質感は純正と遜色のない印象でしたが、こちらはノック部分に機能の中心が配置されているのがクセ者でして。
描き始めると重心の違いに慣れるまで苦労しました。
ボディにダブルタップの機能がないのが原因か、少し軽い印象をうけました。特にペンとして握った時に重心が上に来る印象があります。
まとめ

今回は【ESR DIGITAL PENCIL】をレビューしました。『タスク管理やノートとしてiPadを使いたい。』、『仕事のアイディアをメモしておきたい。』そんな日常的な使い方なら純正品と遜色ない書き心地に驚いたのが正直な感想でしょうか。
細かな操作性の違いや使い心地の違いなどは感じましたが、モデルが更新される度に値段も更新され続ける純正品と比べ、5,000円程度で購入できるのはシンプルにありがたいですよね。
また純正品に比べ、対応製品の幅が広いのも魅力だと感じました。ぜひチェックしてみてください。