どうも、トラックボール信者やらせてもらってます。ゆもり(@ohulog_ohuro)です。
なんとなんと前作の【MX ERGO】から7年の月日が経った今まさかの新型モデルの発売となりました。トラックボーラーの私、歓喜の涙がとまりません。
今まで使っていたM575から買い替えたのでトラックボール好きが実際に使ってみて感動したポイントを中心にレビューしていきます。
これ、ヤヴァイよ。
MX ERGO S
天下のロジクールから発売されている人間工学に基づいたマウス。それが【MX ERGO S】です。
そんなトラックボール愛好家待望のマウスの主なスペックがこちら。
スペック
製品名 | MX ERGO S |
---|---|
対応OS | Windows、Mac、iOS、Android |
センサー方式 | ロジクール アドバンス オプティカル トラッキング |
最小値と最大値 | 512~2048 dpi |
マウス本体サイズ | 高さ: 132.5mm 幅: 99.8mm 奥行き: 51.4mm |
ボタン数 | 8ボタン |
カスタマイズアプリ | Logi Options |
バッテリー | 充電式(USB-C充電) |
バッテリー寿命 | 1回のフル充電で最大120日使用可能 |
重量(金属プレートあり) | 259g |
重量(金属プレートなし) | 164g |
接続方法 | 無線アドバンス2.4GHz Unifying-USB、Bluetooth |
カラー | グラファイト |
外観と付属品
開封してみた製品がこちら。デザインは過去作と一緒のお馴染みのデザイン。
同時発売の【M575 S】と違い、カラーはグラファイトのみでした。この渋いトラックボールがたまらない…。
付属品がこちら。マウス本体とレシーバーのみの超シンプルスタイル。
今回ついにLogi Bolt対応しましたー!嬉しい人も多いんじゃないでしょうか。おめでとう!
しかし前作にあった充電用ケーブルはあったほうが嬉しいのになー。と言うのが正直な感想。まぁクリーンな時代ですからね。しょうがない。
祝 ついにUSB-Cに対応!
今回の大きな目玉はなんといってもType-Cに対応したことじゃないでしょうか。
前作の【MX ERGO】は充電端子がUSB-Bというのが最大のネックでここが原因で断念した人も多いハズ。
かくいう私もその一人で、人生初のトラックボールは電池式の【M575】にすることにしたのもこれが原因です。
『7年…7年待ったのだ!』なんて声も出てきそうな私みたいなトラックボーラーにとって、これはわかっていても嬉しいポイント!
前作の良いところを引き継いだデザイン
このマウスの特徴と言っていい2段階の傾斜もバッチリ継承されていました。こちらが傾斜0の状態。
いわゆる普通のマウスに近い状態といったらいいでしょうか。
こちらが20度の傾斜をつけた状態。
私は普段この状態で使っていますが、右腕をそっと添えるような持ち方ができるのでおすすめです。
いやー相変わらずこの独特なフォルムがたまりませんね。とくに傾斜がいいんです。
一度体に馴染むと『もうこれ以外考えられない!』となる中毒性があります。
タイミングが合わず、今まで使っていたM575を売却してから購入したので到着までの数日は普通のマウスを使うことになりました。
これが本当に違和感の連続。なんだか手首も痛くなるし『早く、早く届いてくれぇ…。』と禁断症状みたいな状態でした。
レビュー
確かにクリック音がほとんどしない。静かー。
確かに『クリック音が消えてるっ!』と驚けるくらい静かなクリック音。日常使いではほぼ無音と言って良いレベルの静かさ。
特に夜中など家族が寝ている間に作業する私にとって期待以上の効果がありました。
昔は気が立っている妻に『カチカチうるさい!』と怒られた事もあったのでリスクが減って嬉しい!
特に良かったポイント
ロジオプションが神。色んな設定ができる。スクロールのスピードを変更できることに感動した。
特に良かったポイントですが、相変わらずLogiオプション+が超便利。8つのボタンを自分好みにカスタマイズできます。
Macならではの悩みでスクロールの向きが逆になる問題がありますが、これをナチュラルでも使えるように設定できるんです。
スクロールスピードも調節できるので気になった人はここで調節するのがおすすめ。自分好みに調節できるのでより愛着が湧きますよ。
私も初期値だとポインタ速度もスクロールも少し遅さが気になったので気持ち早めに調整しました。
高精細操作。繊細な編集で格の違いを感じた。
このマウスの完成度の高さを感じたのがこの高精細操作。これがまー編集作業で助かるんです。やばかった。
今まで使っていた【M575】のネックだったのが細かい操作がニガテだったんです。どうしても微妙な光量の調節など、繊細な操作に慣れるまで時間がかかってしまってました。
そんな【M575】にできなかった高精細操作がボタン一つ押すだけでできるんです。
しかもトラックボールらしい滑らかな調節のおかげで『むしろトラックボールの方がいいんじゃね?』と思えるくらい繊細な編集ができるんですよ。
まさに短所が長所に変わるミラクル。格の違いを感じました。すんごい。
ここが残念 全体的に落ち着いたバージョンアップ
数日使っている今は満足していますが、全体的に落ち着いたバージョンアップで物足りない感があるんですよね。
『うんうんコレコレ!これがいいのよ。』と言った感覚で驚きというか『こんな事までできるの!?』という衝撃は正直少なめ。
『元が完成されていたと考えれば納得できないこともない…かな?』と言ったところですが、欲を言えば角度の調整幅をもっと自由にできたりとか、MagSpeed電磁気スクロールがあればもっとよかったと感じました。
USB-Cで復活した覇権マウス
今の時代に合わせた進化、いや深化でトラックボールマウス界の覇権復活となったロジクールの【MX ERGO S】
今までサム(親指)タイプのトラックボールマウスを使っていたユーザーはもちろん、初めましての方にもおすすめできるマウスとなりました。
マッジで【MX575】でできなかった高精細操作や水平スクロールが快適なんですよ。
決して安い買い物ではないですが、興味がある人はぜひ触ってみて欲しい良き相棒になってくれるマウスです。