サブ端末デビューをしました。ありがたいことにブログを続けていたら色々な方から連絡をいただく事が増えてきたんですよね。
とは言え仕事中にブログの問い合わせが来ても気になるだけ。『同僚に見られたら嫌だな。』という思いもあったので、本業との切り分けを理由にサブ端末を持つことにしました。
『予算は月々1000円代。でもある程度使えるレベルの性能はほしい!』という事で選んだのが今回の『Xiaomi Redmi12 5G』。
リアルな現場でも投げ売りするレベルで販売していただけに、『自分の生活の中でも活用できるレベルなのか?』をテーマにガチ利用した結果をレビューしていきます。
各社オンラインショップでは一括1円購入は確認できませんでした。
現状1円購入するならソフトバンク正規代理店の【スマホ乗り換え.com】がおススメです。
本体説明
2024年現在、最も安く買えるスマホの一つがこの『Xiaomi Redmi12 5G』。契約方法によっては一括1円で購入も可能なローエンドモデルです。
劣悪なストレージ環境、すぐに途切れるアップデート、処理落ち祭りといまだに当たりはずれが激しいローエンドスマホたち。
しばらく使ってみた感想ですが、本体価格22,001円と破格ながらそこそこ使える…。いや結構使えるぞ!といった感想。
もちろんiPhoneやPixelなど、時代をきらめくハイスペックモデルと比べると行き届かない部分もありますが、
そもそもそこまでの性能が必要なのか?一般ユーザーにとってオーバースペックなんじゃないのか。と逆に考えさせられる1台でした。
そんな『Xiaomi Redmi12 5G』の主な特徴がこちら。
スペック
製品名 | Redmi 12 5G |
---|---|
ディスプレイ | 約6.8インチ フルHD+ディスプレイ |
解像度 | 2,460×1,080 |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 4 Gen 2 |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 128GB(SD対応) |
OS | Android™ 13 (MIUI 14) |
カメラ | 約5,000万画素メインカメラと約500万画素のフロントカメラ |
生体認証 | 側面指紋認証・AI 顔認証ロック |
NFC | 対応 |
バッテリー | 5,000mAhバッテリー(急速充電対応) |
防水・防塵 | IP53 |
サイズ (高さ・幅・厚さ) | 約169mm・約76mm・約8.2mm |
重量 | 約200g |
価格(税込) | 22,001円(定価) |
ベンチマークスコア
実際に測ってみたベンチマークがこちら。その他の製品と比較するとXperia10Ⅲ、AQUOS Sence4など約2世代前のミドルモデル程度の性能といったところでした。
ミドルクラスとなると、当時6万~9万程度で販売していたモデルと同じくらいです。中々頑張っている方じゃないでしょうか。
機能的特徴
ブラウザ作業は余裕。もたつきもなくサクサク動く。
この価格帯に属するモデルは『とにかくコストカットが最優先!』といったモデルが多く、検索アプリですらカクつくモデルもあったりします。
このモデルも大丈夫かな…と不安でしたが、まったく問題なし。
例えばアプリの起動の遅さ、電源の立ち上がりなどに問題はなし。
タブを50個ほど開いて使っていてもサクサク動いてくれました。
リフレッシュレートもまさかの90Hzまで対応。画面動作もサクサク動いてくれます。
ローエンドモデルあるあるのもっさり感もほぼ感じませんでした。
大容量&急速充電対応バッテリーが便利すぎる。
比較的大き目のサイズ感のおかげかバッテリーも大容量。約5000mAhを使っており、しかも急速充電対応。
サブ端末という事で毎日2〜3時間程度の使い方でしたが、2日は平気で持つくらいには十分なバッテリー容量でした。
1日の使い方も、『動画や漫画を1時間ほど、ブラウジングとメールチェックに数時間の利用』と、よくある使い方で2日持ったの驚きモノです。
さらに動画を観ていても発熱を感じなかったのも嬉しいポイント。
メインのiPhone15がどうにも熱を持ちやすいので、熱くないスマホってだけでなんだか嬉しい気持ちになりました。
メインカメラはまさかの1個。画質は正直…
今やレンズが複数あるのが当たり前となりましたが、実はレンズ1個だけなんです。
ぱっと見レンズが複数あるように見えるけど、カメラのように見える残りは深度センサーと照明。
最大10倍までズームする事ができるカメラ。
メインカメラは公式スペックではiPhone15を上回る約5000万画素となっていましたが、実際はかなり控えめな性能でした。
こちらが見比べてみた写真。Redmi12は50MPモードで撮影しました。撮って出しですが細かなディティールに違いがみられます。
とくに手前の草木や車の描写に大きな違いを感じました。
同じ時間(夕方)の撮影にもかかわらずかなり青みが強いのが印象的。無理やりな編集感を感じるんですよね。
iPhoneのほうが目で見たままの風景に近かったです。
最大値の10倍となるとこの差。明らかなスペック差を感じるレベルでした。
テキストの撮影など"記録"として撮影する分には問題はありません。『写真も楽しみたい!』という方はおとなしくハイスペックモデルを買うか、浮いたお金でミラーレスを買うと幸せになれます。
ブラウジングに動画視聴。そんな一般的な使い方は快適。
指紋認証のえげつない速さ。俺でなきゃ見逃しちゃうね。
iPhoneになくてAndroidにあるもの。そう指紋認証。(SEを除く)
feceIDもいいけれど顔の向きやむくみで反応が遅れるケースもあるのであんまり好きではないんですよね。
そんな時に便利なのが指紋認証。今もiPadminiではよくお世話になってますが、Androidでは初めて。
どんなもんよ。と試してみたらあまりの爆速具合に思わずヒェッと声がでるレベルでした。
どうですかコレ。iPadでも一回ロック画面を挟んでから解除しますが、もはやロック画面にすらいないレベル。俺でなきゃ見逃しちゃうね。
しかも精度も良いので使い勝手が良いんですよね。
他のAndroidにありがちな、画面内でもなく側面の電源キーがちゃんと対応しているので指紋汚れやフィルムの劣化で反応が悪くなる心配もないのも嬉しいポイントでした。
通話品質も問題なし。ただしスピーカーはモノラル仕様
続いて良いな。と思ったのが通話中の音質。普通につかえました。『いやいや、スマホなので当たり前じゃん!』そう思いますよね。
残念ながら廉価モデルはコストカットが原因なのか音質がひどいモデルがチラホラあるんです。
ハードルが低すぎる気もしますが、ひどいモノだと『最大音量にしても上手く聞き取れないレベル…』なんてモノもあったので、個人的には良い!と思えるポイントでした。
ただしスピーカーは一つしか搭載されていません。そうですモノラル仕様。音割れなどはありませんが、まさかのモノラル仕様なんです。
動画視聴やゲームでは違和感を感じやすいので、イヤホンやヘッドホンを使いながら楽しむのがおススメです。
ゲーム性能はいまいち。
WEBブラウジングや動画など一通りのことは問題なく楽しめそうだけど、ゲームはどうなの?という事で、
重いスマホゲームの代表格ともいえる原神でテストプレイしてみました。
結論、頑張れば使えないことも…ない?といったところ。自動設定された画質は最低画質でした。
戦闘中やムービーは画質が粗くなりますが動きはするといったところ。
メモリの拡張増設ができるので4GB増設してみると低画質程度なら問題なく動作できました。
しかし中画質以上にすると途中で処理落ちしてしまったので、高画質で楽しむのは難しそう。
しかし元値が格安だけにこれは求めすぎと言っていいレベルなので、がっつりゲームを楽しみたいならハイスペックモデルを買うのがおススメです。
iPhoneより編集作業が…しやすい??
体感レベルの話ですが、ブログ作業をやる時にiPhoneよりも使いやすいという驚きがありました。
単純な話ですが、画面サイズが大きいとやっぱり便利。
表示率が広がる分、スマホのキーボードで入力するときに『今、何をどんな段落に入力しているのか』が確認しやすいみたいです。
リフレッシュレートが90Hzまで使えるのも影響しているかもしれません。
おまけに大きさの割に軽量、大容量バッテリーなのもあって、目の疲れを気にしなければ数時間は作業ができるくらいには快適でした。
1円で購入するならこれが正解。
今回は『Xiaomi Redmi12 5G』をレビューしました。
できる事、できない事がわかりやすい。一括購入可能なモデルとしては合格なスペックではないかな。というのが感想です。
UQで購入可能なので誰でも1,000円代で運用できるのは非常に魅力的。
動画視聴や連絡手段としては十分すぎるスペックなので、とりあえずサブ端末持ってみたい!という人にはおすすめです。
電気屋や携帯ショップはいらないオプションをつけられそうで不安。あのゴリゴリ感がニガテ…。
そんな人にはキャンペーンを使いつつ、自分でプランを見積もれるのでオンラインがおススメ。
調べた限り今安く買えそうなのが【スマホ乗り換え.com】でした。